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16世紀の戦い (ラヴェンナの戦い その2)

1527年4月18日 ブリジゲッラの街のとある宿屋にて



グイッチャルディーニに連れられ到着した宿屋は「Quercia」

と言う宿屋で日本語に訳せば「樫の木館」と言った所である。

なるほど、近づくと判るが、堅牢な石の土台に樫の木の柱で

出来た3階建ての古い建物だ。一階は酒場となっている。


「安い宿屋だが我慢してくれ。何分フィレンツェ政府は予算を削減

するのが生きがいの様な連中だ。我々の出張費ではこの宿でも

上等なぐらいなのだ。」


グイチャルディーニは従僕に、馬を繋いでおいてくれと頼むと、

アーカントスの肩を抱きながら、宿屋の方に向かう。


「だが、この宿は見た目こそは古いが、食事については保障する。

この街はワインとオリーブが特産でな、特に、この街のワインは最

高だ。私は、ここのワインを毎年10樽も自宅に取り寄せているのだ」


宿屋に入ると、酒場には、地元の農民や職工などで賑わっていた。

時間は夕方、昼間の労働の疲れを癒しに来たのであろう。


「ふん、誰かと思えばヴェネツィアの犬か・・・」


声が聞こえ、振り返ると50台後半の坊主頭の男がワインを飲ん

でいた。彼の名前は塩婆ぞっこんの二ッコロ・マキアヴェッリ

である。アーカントスは不機嫌な顔になる。


「相変わらず、ヴェネツィア嫌いに拍車が掛かったようで・・・それと

私はギリシャ人の傭兵であり、ヴェネツィア人では御座いません」


マキアヴェッリは、ふん、と嘲ると言った


「なら、余計に始末に悪いわ戦争屋奴が・・・貴様のような連中が

居なくても、私が育てた市民兵部隊が居るわッ!」


挑発するような口調でアーカントスは答える


「ドイツ人の傭兵に攻められて救援を求めたのはあなた方です。」

グイッチャルディーニは、まぁまぁ、となだめる。

「二人とも酒場で止めて下さいよ・・・本国に到着すれば幾らでも

議論出来ますから・・・」


マキアヴェッリは席を立つと言った


「私は部屋に戻る・・・アーカントスよく聞くが良い。傭兵なんぞ

後100年もすれば居なくなるであろう・・・代わりに戦場に居るの

は市民を徴兵して出来た国民軍だ・・・覚えておくが良い」

階段を登り、2階に上がっていったのを確認した後、グイッチャル

ディーニは溜め息をついて答えた


「二人が顔を合わせるといつもコレだ・・・ところで、そろそろラヴェンナ

の戦いについて話を聞きたい。・・・ああ、そこの席でいいだろう。

おーい、酒と料理を頼む!」

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